未来の暮らし

                  ありふれた未来の暮らし         

ありふれた未来の暮らし

      


          

ありふれた未来の暮らし





     子供の頃に想い描いた未来暮らしは 

      何もかもがキラキラと輝いていた。

     あの頃の未来とはかなりかけ離れてしまった

      現実の中で暮らしているけれど

       今の自分にもやはり

    想い描いている未来の暮らしがあるんですよね。

     でも理想と現実が見えてきたからでしょうか。

    それほどキラキラと輝いてはいないんですけど…。



    子供の頃、自分の将来の事についてよく考えていた。

        20年後、30年後の未来の国で、

     いったい自分はどんな暮らしをしているのだろうか…と。


     “自分の奥さんになるヒトって今何処で何してるんだろう?”とか

      “自分はどんな仕事をしているんだろう?”とか


      “子供は何人?…名前は?”

     “そもそも自分は結婚出来るのだろうか…”って感じで


      時間の経つのがとても遅く感じた授業中に

        ボーッとそんな事を考えていると

       退屈な時間も楽しく過ごす事が出来た。


      もともと進学なんてする気は無かったし

       かと言って“将来の夢は?”って聞かれても

      明確なビジョンがあった訳でもない。


      勉強はできなかったし

       何かに打ち込んでたって事もなかった。


        まー、しいて言えば

      アニメの主人公に憧れてたかな…。


    もちろん自分に置き換えて空想に浸ってました。

     もしも自分が○○だったら…って感じで…。



  
     『週刊少年ジャンプ』に連載されていた、漫画“北斗の拳”を

      夢中で読んでいたのは、1980年代の半ばだっただろうか。


      199×年、核戦争により壊滅状態になった未来の国で

     物語は展開されていた。わずか15年程の先の未来である。


     廃墟と化した未来では悪党共が自由気ままに暴れまわっている。

      そんな未来で自分は生きていけるのだろうか…。




  “ノストラダムスの大予言”・・・『1999年7月に世界は滅びる…』とか何とか…。

  “○○の中に明確に示されている!”って叫んでいたヒトもいた様な気がするけど

    今にして思えば迷惑な話である。


      しかし、その原因については様々で、

    それは天災によるものなのか?それとも人災か?等々…。


    UFOの存在等も含めテレビ番組等でもその様な問題を頻繁に取り上げて

     終わりの無い議論に花を咲かせていたのもこの頃からだろうか。


      今にして思えばどうと言うことは無い。

 
     1999年がピークだっただろう、“緊急特番”とか言いながら

      国民の不安を煽り立てるような番組が

      あちらこちらで頻繁に放送されていた。


    訳のわからない研究家や各界の著名人が集まって 

     あれほど論議をかもしだしていたのがウソの様にプッツリと途絶え


      年が変わり2000年になると今度は
  
   20世紀から21世紀へ向けての様々なイベントが世界各地で行われる様になり

    その年の暮れには大変な盛り上がり様だった事をよく覚えている。

        しかし

    今にして思えばどうと言うことは無い。    


     20世紀が21世紀に変わっても

      僕の暮らしは何ら変わることは無い。


        相も変わらず平々凡々と

       ありふれた日々を過ごしている。










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