物売りの声

         物売りの声           

物売りの声

TOP > 物売りの声


                

   

物売りの声




        子供の頃のかすかな記憶だが

       物売りが頻繁に聞こえていたような気がする。

        大きな声を張り上げたり鐘を鳴らしたりして

      色々な物売りの声が聞こえていたのを覚えている。

        あの物売りの声も一つの文化でしょうか。 





外部スピーカーを設置して

  ゆっくり走る車から

  物売りの声が聞こえてくる。
  

  “石焼き芋”の声やチャルメラの音調は馴染み深いですよね。

  竿竹や豆腐屋、野菜売りや魚屋も車で走ってますよね。


  今では様々な音楽を鳴らした移動販売車も珍しくないけれど

  昔は声を張り上げて歩く物売りの声が

  あちらこちらで聞こえていたんでしょうね。 


  昭和の後半に生まれ育った自分にとって

  戦時中や戦後の混乱期の状況を想像するのは困難であるが


  恐らくそんな物売りの人達は地域密着型で

  多くの人たちに親しまれていたのではないかと思います。


  荷車を引いて物を売り歩く

  そんな物売りの声が聞こえ始めたのは何時の頃からでしょうか。


  江戸時代の様な気もするけれど

  恐らくそれ以前からあったような気がします。


  昔はそれで商売も成り立っていたのでしょうが

  時代が進み人口も増え町も大きくなってきたら

  やはり商売の方法も昔と同じではやっていけませんよね。


  ましてサッシで閉ざされた家の中までは

  “物売りの声”は届かないでしょう。


  時代に応じた形が“声”から“スピーカー”になったのであって

  物売りの声そのものが町から消えた訳ではありません。


  時々淋しそうな顔をしてそんな話をする年配の方がいるけれど

  決して嘆かわしい事ではないと思いますよ。


  郊外の住宅地で仕事をしているとよく見かけるのですが

  いつも決まった時間に同じ場所にやってくる移動販売車。


  大体その位の時間になると近所の主婦たちが何時しか集まったきて

  井戸端会議を始めているんです。


  そこへ移動販売車がやってくるんです。

  昔と形は変わっても地域密着型ですよね。


  それに数は減ったのでしょうが

  リヤカーを引いて野菜を売り歩いている農家のヒトも

  時々見かけたりする事もありますし

  都会にいても夏前には風鈴を売り歩くヒトだっていますよね。


  だから決して物売りの声が途絶えたわけではありません。

  変わらないものもあるし時代に流れに即応し

  変化し続けるものもあるって事でしょう。


  何事に対しても同じことが言えるでしょう。

  “狂言師”や“能”の様に伝統があるのかは解らないけれど


  変わらない伝統ではないにしても

  “物売り”も一つの文化に違いはないのだから

  どの様な形に変わっていても残しておきたい文化だと思います。


  “本当に買うヤツなんているのか”って思っても

  竿竹屋の声が聞こえなくなってしまったら

  やっぱり淋しいものでしょうからね。


  冬の寒い夜に石焼き芋を売る声が聞こえると

  つい“早く行かなきゃ”って思ってしまったり

  夜中にチャルメラが聞こえてくるとやっぱり反応してしまう。


  これって条件反射ですよね。

  それだけ日本人の心に根付いているって事だと思います。


  スピーカーの音が大きすぎて

  やかましく思われる方もいるのかもしれないけれど


  やっぱりそんな物売りの声に

  ホッとするヒトの方が多いのではないのでしょうか。

  



ありふれた未来の暮らし

恋愛と結婚の違いって・・・

生活と環境を見つめ直すとき

子育てに追われて

あふれる情報

ペットに求めるもの

教育のあり方

趣味をもちましょう

保険に入りましょう

人間関係は良好ですか?

健康を考えてみよう!

地味に生きる

田舎って・・・

幸せのカタチ

離婚調停で笑うヒト

弁護士って何者?

孤独でいいのかい?

陽のあたる場所へ行こう

物売りの声

言葉の乱れを受け入れる

ゴミの惑星

宇宙へのメッセージ

性格の不一致で?

大人の学校

脳ミソを鍛えてる場合か?

鬼ごっこしてみなよ

忘れ物を捜しに・・・

夢のかなたへ









プロフィール





リンクについて







      TOP
    Copyright (c) All Rights Reserved